電気と保安 2019年 秋季号 Vol.279 東北電気保安協会
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1 事前に東北電気保安協会へご連絡をお願いいたします2 感電負傷事故の事例高圧ケーブルに右肩が接触し感電した状況の再現12電気はあらゆる社会活動にとって大切なエネルギーですが、その取扱いを誤ると取り返しのつかない重大事故が発生します。電気事故(感電・アーク火傷)や関係法令違反等を未然に防止するため、次の場合については、事前に弊協会へご連絡をお願いいたします。【ご連絡をいただく事項】(1) お客さま又は工事関係者が高圧受電設備(キュービクル又は電気室)の扉や入口の鍵を使用するとき キュービクル又は電気室の鍵には、東北電気保安協会専用のキーホルダーを取付けさせていただきます。鍵は、適切に管理されますようお願いいたします。(2) 高圧機器を増設又は減設する工事を計画したとき(3) 発電所及び非常用予備発電装置に係る工事を計画したとき(4) 樹木の伐採等で構内の電柱や電線に近接する作業を行うとき(5) キュービクル又は電気室の低圧盤にブレーカー等を取付ける工事を計画したとき(6) 低圧分電盤のブレーカーの交換や配線等の変更に係る工事を計画したとき被災者は、翌月に予定していたキュービクル内ブレーカー増設工事の前作業として、充電中のキュービクル内部に入りマルチアングルの取付け工事をしていた際に、背後の高圧ケーブルに右肩が触れ感電負傷した。○電気工事作業員の感電負傷事故 (2016年8月発生)電気事故防止に関するお客さまへのお願い

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