電気と保安 2019年 春季号 Vol.277 東北電気保安協会
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精米機と色彩選別機カドミウム測定装置(原子吸光分光光度計)社員教育朝礼風景会社がキレイ、社員がキレイ、製品がキレイ感じるのはどんなことでしょうか。 お米は精米して白米にして仕上げる、味つけなどがないシンプルな仕事ですが、それだけにごまかしがきかない。つまり徹底した生産管理、品質管理などによって私たちの思いをしっかりと商品に込めていくことでしか、良い商品はできない。これが商品づくりについての一番基本的な考え方です。それには設備をよくする、機械をよくする、社員のスキルをよくするなどが必要になります。今回、新しい精米工場に投資をしました。米に入っている微小な異物を除去する精度に関しては、今の時点では日本一になると思います。 たとえば、大手ビール会社様で使用する原料米は当社で精米しています。また、有名なテーマパーク様で販売しヒットしているせんべいの原料も、当社から生地屋さんに納めています。どちらのお客さまもそうですが、より要求事項が高く異物の混入は御法度です。当社の米に信頼をいただき当社の米でつくっていただいています。品質格差があまりない中で、私たちのオリジナルな品質管理がお客さまに評価いただいている点が私たちの喜びと感じています。ますか。 社員がどれだけ心を込めて、お客さまと同じ気持ちで品質や精度を上げていけるか。それが私たちのやり方です。そこで大事なのは社員みんなが同じ気持ちを共有するということです。そのために最も重視しているのが「朝礼」です。また、15年前に安全衛生委員会を立ち上げて、危険箇所などを点数化して点数の高い所から改善してきました。震災の後、県内の米穀会社で一番早期に工場を再開させたのは当社でした。なぜなら、折れやすい、倒れやすいなどの項目の危険箇所を改善してきたからです。安全衛生というテーマから継続して改善してきたことが、震災時に驚くような成果が上がったということです。─ 電気のことで気になっている点や要望はございますか? 私たちの精米業は電気なくしてはどうにも前に進みません。これを日々安定して供給していただくことは何ごとにも代えがたいものと思います。電力自由化の中でもベースはしっかり守るという大手電力会社さんの信頼性が何よりと常に感じています。先日は保安協会さんに、早朝の5時と深夜の0時過ぎに来ていただいて即対応していただいたことがあり、とても感謝しています。今後ともぜひご指導していただきたいと思っています。 弊協会も、ナカリ様の電気設備のいっそう安全安心な保守管理ができるよう力を尽くしていきたいと思います。本日は貴重なお話をお聞かせいただき、たいへんありがとうございました。流の納品先に応える、高い品質─ 商品づくりで苦労されていること、そして喜びを質安全衛生向上の思いを社員と共有─ 社員教育などの面で大切にされていることはあり頼性と安全安心こそ基本一品信3生産者の米づくりの思いを精米の品質精度と心を込めて全国につなぐ

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