電気と保安 2018年 夏季号 Vol.274 東北電気保安協会
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快晴の下、急斜面での植樹活動参加者記念撮影工事中の気仙沼大島大橋14気仙沼事業所は、平成30年5月20日に、気仙沼市と東北電力企業グループ主催の安波山植樹会に職員4名で参加しました。この植樹会は、「安波山お色直しプロジェクト」の一環として2002年にスタートし、これまで15回執り行われヤマツツジなど約3300本が植えられています。今回は、気仙沼市、東北電力企業グループ、気仙沼商工会議所等の各種団体のほか、一般市民の皆さまを含め総勢約190名が参加しました。開会式では、気仙沼市長から「気仙沼の復興が安波山の四季の彩りと一緒に進んでいる。山がきれいになるよう願いを込めながら植樹しましょう」とご挨拶がありました。昨年は小雨の降る天候でしたが、今年は快晴に恵まれ、カモシカが出るような急斜面で足元が悪い過酷な条件の中、スコップで穴を掘り、木を植えて土をかぶせるという大変な作業に汗を流しました。午前10時から約2時間で、ヤマツツジやシャクナゲなど約190本を植樹しました。今年で震災から7年が過ぎた今、復興作業も日々進んでおり、国道は大型ダンプやトレーラ、クレーン車などの工事関係車両がひっきりなし気仙沼事業所に往来し、朝晩の渋滞も未だに続いています。復興の力となっている三陸自動車道も、平成29年12月に南三陸海岸インターと歌津インター間が開通し、仙台から歌津インターまで繋がったことから、仙台市内からも気仙沼市まで約2時間で行けるようになりました。また、気仙沼市の離島・大島と本土を結ぶ気仙沼大島大橋(愛称:鶴亀大橋)は、日本有数のクレーン船で橋脚がかけられ、平成30年度内の開通を目指し工事が進められています。着実に復興が進んでいる気仙沼市や南三陸町には、美味しい新鮮な魚介類がそろっておりますので、ご家族おそろいでお食事とお買い物にお越しください。また、「希望の架け橋」気仙沼大島大橋が完成した日には、ぜひ橋を渡って大島観光もいかがでしょうか。「気仙沼市 安あん波ば山さんの植樹会」に参加しました!

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