電気と保安 2018年 春季号 Vol.273 東北電気保安協会
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セミナー実施風景漏電模擬盤の説明模擬盤の操作を体験11 今回ご紹介する能代山本繊維協同組合さまは、平成10年10月に設立され、今年で20周年を迎えられます。能代市内とその周辺地域の縫製製品製造業事業者10社が加盟され、ニットから布ふまであらゆる素材に対応して、婦人、子供、紳士服などを製造しています。 また、機械器具の共同利用、資材の共同購入などの他、外国人の技能実習生の受け入れ、集合研修及び製品の品質向上のための技能検定試験にも取組んでいます。 各職場は女性が多く、電気機器などの正しい取扱いには特に気を配られており、毎年、弊協会に電気安全セミナーのご依頼をいただいています。  今回は、「電気機器の正しい取扱い」をテーマに、11月に新たに入国された外国人技能実習生28名(中国、ベトナム)のみなさまに受講していただきました。 電気器具が原因とされる火災事故例の中から、漏電や短絡による火災について、映像資料及びパワーポイントで紹介し、電気の正しい取扱いについて説明をさせていただきました。 また、漏電でブレーカーが切れた場合の対応について説明し、実際に模擬盤を操作していただきご理解を深めていただきました。●電気設備を濡れた手で触れた場合に感電の恐れがあり、危険なことがわかった。●漏電ブレーカーが動作した場合は、慌てて間違った操作をしたり、感電したりしないよう、正しく操作していきたい。●普段、何気なく使っている電気コードやコンセントが原因で、火災になることがあるので注意したい。●電気で異常があった場合は、管理者に伝え保安協会に連絡してもらいます。などのご感想をいただきました。帛はく能代事業所セミナーの内容セミナー受講後の感想能代山本繊維協同組合さま

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