電気と保安 2018年 冬季号 Vol.272 東北電気保安協会
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21[日本三大夜桜 高田城百万人観桜会] 高田城は、慶長19年(1614)、徳川家康の六男・松平忠輝公により築城されました。築城は忠輝公の妻・五い郎ろ八は姫の父、伊達政宗が指揮をとり、わずか4カ月という短期間で、天守閣と石垣がないという特徴を持ちながらも見事な大城郭が完成したといわれています。その城跡に造られた高田公園に、明治42年(1909)、在郷軍人会が第13師団の入城を祝い、2,200本の桜を植樹したのが観桜会の前身といわれています。その後、大正15年(1926)に第1回の観桜会が開催されました。桜はほとんどが「ソメイヨシノ」で、高田公園やその周辺には約4,000本の桜が咲き競い、約3,000個のぼんぼりに照らされ映えるその美しさは、上野恩賜公園、弘前城公園とともに日本三大夜桜の一つに数えられています。[上杉謙信公ゆかりの地を巡る] 領土的野心など欲によるものでなく義を重んじ戦を重ねたといわれる、戦国の名将としてその名をとどろかせた上杉謙信公。市内には、名城として名高い居城春日山城跡、幼少期に文武の修行を積んだ林泉寺、山形県米沢市の上杉神社より分霊され、謙信公を祭神に祀った春日山神社、そして、春日山城周辺を再現した見ごたえあるジオラマや鎧など、謙信公ゆかりの地めぐりでは外せない場所となっている上越市埋蔵新潟県の南西部に位置する上越市は、人口約19万5千人(平成29年11月1日現在)で、昭和46年に高田市と直江津市が合併して誕生し、平成17年には近隣13町村と合併しました。平成27年3月には、北陸新幹線「上越妙高駅」が開業し、アクセスもさらに良くなり多くの方が訪れています。妙高山などの山々や日本海に囲まれ、名所史跡など多くの観光地を有し、名産品も様々取り揃えています。また、平成30年6月には新・上越市立水族博物館「うみがたり」が開館予定です。今回は、上越忠義隊「けんけんず」に「上越市のここがすばらしい!」についてお伺いしました。[メイド・イン上越] 清らかな雪が豊富に降る新潟県上越市。 恵まれた気候と豊かな大地で育まれ、熟練の技で磨かれた逸品の数々がここにはあります。 そんな特産品がこの地で生まれた確かなものであることを、上越市では、オリジナル性、信頼性、市場性、地域性の観点から厳しく審査して認証しています。 上越市が全国に、そして世界の多くの人たちに自信をもって発信したい特産品。それが「メイド・イン上越」ブランドです。文化財センターなど、多くの見どころがあります。高田事業所高田公園の観桜会上杉謙信公銅像メイド・イン上越認証品上越忠義隊 けんけんず(写真提供)上越市観光振興課春日山神社(新潟県)◎新潟県上越市■交通手段/[電車利用]北陸新幹線上越妙高駅からえちごトキめき鉄道妙高はねうまライン春日山駅より徒歩約5分        [自動車利用]北陸自動車道上越ICより約10分、上信越自動車道上越高田ICより約15分■問い合わせ先/上越市観光振興課 ☎025-526-5111 URL:http://www.city.joetsu.niigata.jp『歴史と文化に彩られた街・上越市』

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