電気と保安 2018年 冬季号 Vol.272 東北電気保安協会
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17エリエールプロダクト株式会社さまは、「紙」というカテゴリーからお客さまの生活に深く関わり、様々な家庭用品を生み出し、市場のニーズにすばやく応え続けるため、常にその品質の向上を目指し、ネットワークを全国に広げて取組んでおられる企業です。福島工場さまは、平成27年12月に東日本における生産拠点として、いわき市南台にある山田インダストリアルパークに新規工場を完成させました。生産から梱包まで完全自動化され、最新鋭の設備で生産性を向上させ、安定した製品を市場に供給されております。「やさしく触れていいですか」をキャッチフレーズに、現在、福島工場さまではベビー用品として赤ちゃんにとって心地よい「GOO.N」、女性用品としてどんなときも自分らしく快適に、そう願う女性の味方「elis」、大人用品として介護する人もされる人も笑顔になれる「アテント」を、エリエールブランドとして、大王製紙ホーム&パーソナルケア事業部の家庭用紙製品の開発・生産の一翼を担っておられます。福島工場さまには、稼動の初年度より、毎年電気安全セミナーを実施させていただいており、今回は各部署の現場責任者の方々に受講していただきました。講義では、資料「省エネ・経費削減のお手伝い」を使用し、デマンドの仕組みや空調機、大型冷蔵・冷凍庫の負荷自動制御システムに関する省エネ対策事例など、現場での省エネ対策の実践について説明させていただきました。質疑では、一般家庭(ご自宅)の契約電力や電気料金の算出方法について質問いただきました。●電気料金は基本料金(デマンド値)と使用量で算出され、電気料金削減にはデマンド値を下げることがポイントであることを理解した。●こまめな照明の入・切や蛍光灯・水銀灯のLED化による省エネ対策とトイレ使用後のフタを閉じることは家庭でも実践できると思った。●空調設備の自動制御システムによる省エネ対策は大いに興味があった。などのご感想をいただきました。いわき事業所エリエールプロダクト株式会社福島工場さまセミナー実施風景セミナーの内容セミナー受講後の感想エリエールプロダクト株式会社福島工場さま

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