電気と保安 2017年 秋季号 Vol.271 東北電気保安協会
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洗濯機カバー冷蔵庫ロック炊飯器蒸気で火傷ケトルが倒れお湯がこぼれる台の上のオーブントースターからコードが伸びているコンセントカバー普段何気なく使っている家電製品も、使い方を間違えたり予防をしないと思いがけない事故につながります。その予防法を紹介いたしますので、特に小さなお子さんがいるご家庭は、家の中をチェックして予防してください。洗濯機かくれんぼ等で子どもが洗濯機の中に入ってしまわないよう、使っていないときでも蓋を閉めておきましょう。また、洗濯機カバーをかけたり、チャイルドロックの機能がある機種は利用しましょう。 冷蔵庫も赤ちゃんには簡単に開けられてしまいます。中に閉じ込められたり、中に入っている食料が落ちて赤ちゃんにぶつからないよう、冷蔵庫の扉にロックをつけましょう。 子どもの火傷は重症になりやすいことから、炊飯器の炊いた時の蒸気には注意が必要です。子どもの手の届かないところに置きましょう。 熱くなるものなので、子どもが火傷をしないよう注意して高いところに置いていると思いますが、コンセントに差した電源コードを引っぱって頭や体に落ちてしまうこともあります。電源コードを引っぱることのできない位置に設置するか、キッチンに入れないように柵を置きましょう。 子どもの手の届かない場所に置いても、ケトルを倒してしまったり、赤ちゃんが電源コードを引っぱったりして、熱湯をかぶってしまうことがあります。ケトルもキッチンで使用するか、お湯は使い切るようにしましょう。 赤ちゃんにとっては、簡単に手を伸ばせば届き、差している電源コードも外すことができます。コンセントカバーやコンセントキャップを取付けて、不慮の事故を防止しましょう。今回ご紹介した電気製品の他にも事故の可能性があります。家庭の中を見回して、可能な限りの対策をしておきましょぅ。13冷蔵庫炊飯器オーブントースター電気ケトルコンセント家電製品は正しく使い、予防をして、小さなお子さんを不慮の事故から守りましょう!

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