電気と保安 2017年 夏季号 Vol.270 東北電気保安協会
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イーエヌ大塚製薬株式会社北上工場さま摂食回復支援食セミナー実施風景13イーエヌ大塚製薬株式会社さまは、「栄養」を科学的に探究・検証し、それらを生かした製品開発を通じて、安心でより優れた製品と情報を提供することを理念としておられる企業です。患者さんが、「栄養」を適切に効率的に摂取することで、疾患の治癒や健康の回復を促しより快適な生活を送ることができます。現在、イーエヌ大塚製薬株式会社さまでは「医療用医薬品」「口腔ケア」「摂食回復支援食・メディカルフーズ」の3分野において製品開発及び製造を行っておりますが、北上工場さまでは、摂食回復支援食・メディカルフーズ分野の製品開発及び製造を担っております。摂食回復支援食とは、通常の食事を摂ることが難しい方の「食べる機能」と「栄養摂取」をサポートするための食事として、イーエヌ大塚製薬株式会社さまが独自で初めて提唱された造語です。今回は、北上工場さまが定期的に開催している安全講習会で、電気についての講習の依頼があったことから、日頃の製造に関わりのある内容についてセミナーを実施させていただきました。セミナーの内容今回のセミナーでは、製造現場では衛生管理のうえで大変重要な水を扱うことから、「漏電による感電」と「感電防止のポイント」等についてお話をさせていただくとともに、「ヒューマンエラーによる事故を防ぐ」のDVDを視聴していただきました。また、質疑応答ではLED照明等の省エネ機器についてもたくさんの質問をいただき、省エネ意識の高さも感じられました。セミナー受講後の感想●‌さまざまな事故事例を見て、指差呼称と復唱の効果の大きさがよく理解できました。●‌電気に対して不安を感じることなく使ってきたが、危険なものという意識を持ち、気をつけて取扱いたいと思います。●‌思い込みや焦り、慣れでつい動いてしまいドキッとする事があります。指差、復唱、表示と、ミスを減らせるよう、無くすようにしていきたいと思いました。●‌今回の内容は電気設備での事例紹介でしたが、本質を見ていくと、どの業種にも当てはまる内容でとても参考になりました。引き続き安全な工場づくりに役立てます。などのご感想をいただきました。花北事業所イーエヌ大塚製薬株式会社北上工場さま

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