電気と保安 2017年 春季号 Vol.269 東北電気保安協会
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わんぱくランド四季彩苑万葉あまざけ(写真提供)大衡村企画財政課 大衡村は、宮城県のほぼ中央に位置し、魚の形をした県内唯一の村です。遠方に広がる船形連峰をはじめ、万葉集で詠まれている植物520種がある昭和万葉の森や達居森(たっこもり)など、四季折々に多彩で美しい自然を見ることができます。春には、桜の名所として知られる大衡城跡公園や大衡中央公園に、毎年多くの方がお花見に訪れます。 また、東北地域の産業集積拠点の一つとして、世界をリードする自動車関連産業の企業進出を背景に、未来へ向けて躍進する一方、農産物直売所や加工品を主体とした商業形態の発展にも取組み、農業振興や地元食材の消費にも寄与する環境を整えています。 大衡村は「共に育み 共に創り 共に生きる 愛と活力にあふれたまちづくり」をキャッチフレーズに、皆が明るく、楽しく、元気に暮らせるまちづくりを目指しています。園内には、日帰りキャンプ(デイキャンプ)のできる“ふれあい広場”と“緑水公園”、アスレチック遊具や人工芝のそり滑り台などがある“わんぱくランド”、蓮や水芭蕉などの湿生植物が観察できる“四季彩苑”、県内でも有数の全コース洋芝で手入れをした6コース54ホールの“パークゴルフ場”、親子で遊べる“ピクニック広場”、メインロードの“スイートロード”などがあり、一日遊べる施設となっています。先人が育んでくれた緑豊かな自然を背景に、私たちが忘れかけていた家族のやさしさ、絆を思い起こさせてくれる憩いの空間です。東北自動車道大衡ICから車で約2分のところに村の農産物直売所「万葉・おおひら館」があり、そこで販売しているのが新たに開発した「万葉あまざけ」です。アルコールや添加物もゼロですので、子どもからお年寄りまで安心して飲むことができます。糀だけの濃厚な味わいで、素材の持つ甘みを活かした優しい味わいに仕上げており、調味料としても活用できます。糀だけを使った純粋な白い「万葉あまざけ」と、東日本大震災で被災した後、見事に復活した山元いちご農園のイチゴ100%を使用した「万葉苺あまざけ」の2種類がありますので、是非ご賞味ください。また、「万葉・おおひら館」は、地場産の野菜や漬物、沿岸部からの海産物や県内のお土産品などを取り揃えるとともに、トヨタ自動車東日本の本社が目の前に立地していることから、実物の生産された自動車の展示や、トヨタ自動車が作ったカレーやミニカーも販売しています。このような大衡村に住んでいただけるよう、宅地造成を行い助成制度も充実していますので、役場にお問合せください。[万葉クリエートパーク(総合運動公園)][万葉あまざけ]17仙台北事業所(宮城県)◎大衡村■交通手段/[高速バス]仙台駅前より約50分  [自動車利用]東北自動車道大衡ICより約5分■問い合わせ先/大衡村企画財政課 ☎022-341-8510 URL:http://www.village.ohira.miyagi.jp/『緑と未来の広がる万葉の里』 大おお衡ひら村むら

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