電気と保安 2017年 春季号 Vol.269 東北電気保安協会
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1 メーカーなどによる電気機器の定期的なメンテナンスをお勧めし2 電話交換機のバックアップ用電池が寿命となっていないか購入先やメーカーに確認し、寿命となっている場合には、速やかに交換をお願いします。3 年次点検や電気工事などで停電となる場合には、「電気機器の停止4 年次点検(停電)において、経年劣化による電気機器の故障トラ電話交換機(イメージ)受電設備には高電圧の部分があり、近づいただけで感電する場合があります。過去にも電気の知識のない方が、受電設備の扉を開け感電する事故が繰り返し起きています。感電事故を防ぐために、受電設備の鍵の管理は確実に行い、扉を開ける必要がある時は、弊協会等の電気主任技術者に必ず連絡をお願いします。メンテナンス不足・経年劣化などを原因とする部品やバッテリーの故障により、電話、FAX、コンピュータ-、エアコンなどの電気機器が使用できなくなり、お客さまの業務に支障をきたす事例が発生しています。特に現在のような高度情報通信社会においては、通信機器が一時的にも使用できない場合、お客さまからの製品の受発注や本支店等への連絡ができなくなるなど、極めて重大な障害が予想されますので、電気機器の定期的なメンテナンスをお願いいたします。 お客さま従業員がキュービクル本体下部の腐食箇所の改修工事のため、扉を開け充電中のキュービクル内に入ったところ、高圧進相コンデンサ用の限流ヒューズ電源側端子(6,600ボルト)に頭部右耳が触れて感電した。(弊協会に事前連絡がありませんでした。)ます。とコンセント等での切離し」をお願いします。ブルは責任を負いかねます。10過去の事故事例お願い受電設備の鍵の管理を確実に行いましょう!電気機器のメンテナンスのお願い

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