電気と保安 2016年 秋季号 Vol.267 東北電気保安協会
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*注釈:ホットスポットとは、出力低下している太陽電池モジュールに発生する部分発熱のこと。ドローンドローンの飛行風景熱画像カメラセグウェイの走行風景ホットスポット8ヶ所上空60mからのホットスポット調査対象のホットスポットセグウェイから撮影したホットスポット調査対象のホットスポット(雑草の影響による)(雑草の影響による)7太陽電池モジュールを上空から広範囲に熱画像カメラで撮影し、『ホットスポット』(*)を容易に発見する点検手法について検証しています。また、可視カメラを活用した外観点検などホットスポット探査以外の活用方法についても併せて検討を行っています。太陽電池モジュールの集合体である太陽電池アレイに沿って走行しながら熱画像カメラで撮影し、ホットスポットを容易に発見する点検手法の検証を行っています。また、セグウェイの活用範囲について、ドローンの飛行制限(例として、住宅密集地などで飛行が不可能な場合や強風で飛行が困難な場合など)がある場合や、太陽光発電設備の規模に応じてドローンと使い分ける方法を検討しています。ⅰ 可視カメラ(1200万画素)ⅰ 直径140cm×高さ65cm ⅱ 約8kg(装備品:約1kg)ⅰ 13分程度(飛行速度などで変動)■ドローンを活用した太陽電池モジュールの点検手法の検証オフロードタイプ(屋外仕様)ⅰ 横幅85cm×縦幅55cm×高さ125cm(乗車位置から見た寸法)ⅱ 約44kg約9~12km(1回の充電:走行速度などで変動)熱画像カメラ(解像度:320×240ピクセル)定義人が乗ることができない回転翼航空機などであって、遠隔操作又は自動操縦により飛行させることができるものと定義されています。装備品外観飛行時間概要定義立った姿勢のまま乗車し、体の傾きをセンサーが感知して前進や旋回をする電動立ち乗り2輪車と定義されています。日本では公道での走行は認められていません。本体仕様外観走行距離装備品概要ⅱ 熱画像カメラ(解像度:320×240ピクセル)⑵ セグウェイを活用した点検手法の検証2 太陽光発電設備の点検の効率化を目指した取組み⑴ ドローンを活用した点検手法の検証■ドローンのご紹介■セグウェイのご紹介■セグウェイを活用した太陽電池モジュールの点検手法の検証
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