電気と保安 2016年 夏季号 Vol.266 東北電気保安協会
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開会式の様子ごみの回収作業18佐沼事業所は、今年3月20日(日)春分の日に行われた、伊豆沼・内沼クリーンキャンペーン実行委員会主催の「伊豆沼・内沼クリーンキャンペーン」に参加しました。伊豆沼・内沼は、ハクチョウやガン、カモの貴重な越冬場所としてラムサール条約にも登録され、国際的にも重要な湖沼となっており、まさに水鳥や生き物にとっての『聖域(サンクチュアリ)』とも言える自然環境です。クリーンキャンペーンは、今回で57回目を数え、栗原市、登米市のそれぞれのサンクチュアリセンターなど3会場で、79団体、総勢896名が参加し開催されました。当日は、晴天に恵まれたものの肌寒い中、沼の景色を楽しみ、自然とふれあいながら、沼の自然環境の保全に努めるという心地よい活動となりました。佐沼事業所以前は、毎年3月と9月の年2回開催しておりましたが、年々ごみの量は減少傾向にあるとのことで、一昨年から3月の1回だけの開催となりました。それでも、今回のごみ収集量は、2.4トンになりました。今年の冬は例年よりも雪が少なく、暖冬にもかかわらずマガン13万羽、オオハクチョウ1,000羽が飛来してきました。このクリーン作戦で沼をきれいにしたことで、これからも、鳥たちが心地よく、安全に越冬できればと思います。伊豆沼・内沼の美しい自然を次代の子供たちに引き継いでいくため、今後も積極的にクリーンキャンペーンに参加して行きたいと思います。「伊豆沼・内沼クリーンキャンペーン」に参加しました!自然環境保全活動

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