電気と保安 2016年 春季号 Vol.265 東北電気保安協会
3/24

保安業務(保護継電器試験の様子)(マスコットキャラクター「ほあん坊や」)広報業務調査業務(一般家庭の定期調査訪問の様子)1弊協会は、平成28年2月15日に創立50周年を迎えることができました。昭和41年2月15日に公益法人として設立し、当初37名で発足しました。50年を経た今日、役員・従業員数は約1,430名となり、事業規模として、調査業務の受託需要家数は定期調査が年間約141万口、竣工調査が約13万口、保安管理業務の受託数が約5万4千軒を数えるまでに至りました。これもひとえにお客さまの深いご理解のおかげと、関係行政機関のご指導と電気関連業界の方々のご支援の賜物であり、心から厚く御礼を申し上げます。近年の弊協会をめぐる情勢は、電気事業法が平成12年、16年に改正され、調査業務では指定機関から登録機関になり、保安管理業務では受託お客さま設備の点検頻度の延伸、指定法人制度の撤廃による自由競争時代への転換がありました。また、平成20年12月には、公益法人制度改革関連3法が施行され、弊協会は、「一般財団法人」への移行を選択し、平成24年4月1日に移行しました。さらに平成25年4月には、「電力システム改革に関する改革方針」が閣議決定となり、3段階での改革が進められ、平成28年4月からは第2段階の電力小売りの全面自由化が行われることとなっています。これらの大きな変革に対して、弊協会は、経営理念である「私たちは電気保安の確保とエネルギーの合理的使用を通じて、地域社会の発展に貢献します」のもと、業務の効率化を推進するとともに技術の向上に努め、ますます高度化、多様化するお客さまの要望にお応えしてまいります。これからも、業務の3本柱である調査業務、保安業務及び広報業務を通じて、地域社会へ貢献する活動に取組んでまいりますので、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。おかげさまで創立50周年となりました

元のページ  ../index.html#3

このブックを見る