電気と保安 2016年 春季号 Vol.265 東北電気保安協会
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照明器具の点検及び清掃住田町内を流れる気仙川18大船渡事業所では、東北電力企業グループの地域貢献活動の一環として昨年12月17日住田町で行われた「高齢者宅ふれあい訪問」に参加しました。住田町も他の市町村同様、近年高齢化が進んでいます。そのような中、一人暮らしの高齢者宅を訪問し、電気使用に関する相談や安全点検などを実施するものです。各班3人一組となり3軒ずつ受け持ち、訪問を開始しました。まず、電気を使用していて気になることや困ったことがないかお尋ねしたところ、LED照明や家庭用太陽光発電設備、また省エネに関する質問を多くいただき、電気への関心が高いことがうかがえました。次に目視による安全点検、絶縁抵抗の測定による漏電調査及び照明器具の清掃を実施しました。照明器具は通常天井等の高所にあるため、ご年配の方々は億劫でなかなか手が回らないとのことで、家主の方々と相談しながら時間ろうかんどう観大船渡事業所の許す限り照明器具を磨き上げていきました。開催時期が年の瀬だったということもあり、作業終了後には「これで明るく年を越せるよ。ありがとう。」と感謝のお言葉をいただきました。その感謝の言葉に充実感を覚えるとともに、これからもこのような機会があれば可能な限り参加し、地域貢献に役立ちたいと思いました。岩手県住田町は大船渡市に隣接する四方を山や森林に囲まれた町で、その豊富な森林資源を活かした林業の町です。町内を流れる気仙川は渓流釣りが有名で、ヤマメやイワナ、アユ等の釣り人でシーズンを通して賑わいま洞”す。また、洞窟内に滝をもつ鍾乳洞“滝があります。この滝は“天の岩戸の滝”と呼ばれ、洞窟内にあるものとしては日本一の落差(29メートル)を誇り、パワースポットとしても有名です。「高齢者宅ふれあい訪問」で電気設備の安全診断[住田町のご紹介]

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