電気と保安 2015年 秋季号 Vol.263 東北電気保安協会

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笑徹大3際に重きを置いていることはありますか。　これは社内的にも常々指導していることですが、なにも難しいことではなくて、まずは「笑顔」です。　第一印象というのでしょうか、まずは気持ちよくお客さまをお迎えして、気持ちよくお見送りする。気持ちよく快適に利用してもらうということが一番ですね。私どもはお客さまに対してのマニュアルというのは何もないんです。お客さまが私どもを利用して良かったなと、何より「また行きたいな。」と思っていただけるようなおもてなしを目指しています。　特にご宿泊のお客さまに関しては、ご夕食のお品書きを含めた、簡単なカルテをサービス係が書いています。お食事をしている様子とか嗜好などの情報も残しておいて、そのお客さまがまたご来館いただくときに、どういうところに注意しなければならないのか、次に生かすための情報として活用しています。そうすることでお客さまには安心感をもっていただけると思いますし、そういう点を大事にしています。─ ホテル経営として、気をつけていることを教えてください。　設備のメンテナンスや検査について、非常にシビアに対応しています。毎日行っているお風呂清掃も時間がかかって大変ですが、基本中の基本と思っています。泉質によって機械に不具合が生じることもありますので、清掃などこまめに行っています。また、お湯の衛生管理、水質基準検査なども徹底しています。それからもちろん、厨房の衛生管理、絶対に食中毒などを出さないように気を配っています。　保安協会さんは、まずは連絡するとすぐに駆けつけてくれるので非常に助かっています。最近では、今年の５月に厨房内の照明が全部消えてしまったことがありました。厨房機器は大丈夫だったのですが、団体のお客さまを承っていて厨房では調理の真っ最中でした。原因がわからなくて困っていたところでしたが、すぐに駆けつけていただきました。さっそく調べていただくと、厨房に取付けていた人感センサー付きの照明のコードが扉に挟まって漏電していたのをすぐに発見していただき、解決していただきました。　夜遅くても対応していただけるので大変助かっています。お客さまにはご迷惑をかけることがなく、ほんとうに良かったと思いました。　私どもは、電気を安全に使っていただくための毎月の点検だけでなく、省エネなどについても承っていますので活用していただければと思います。今日は興味深いおもてなしの心まで教えていただき、たいへんありがとうございました。心ゆくまで美人の湯を味わえる露天風呂の造り清潔感あふれる内湯ロビー／くつろぎの空間でお出迎え顔で、気持ちよくお迎えする─ 接客の基本方針といいますか、お客さまを迎える底した衛生管理、設備保守切なお客さまのために安全と安心を─ ホテル業として24時間館内をコントロールしなければいけない秋田温泉プラザさまですから、電気に係るトラブルがないように、私たちも安全に安心して電気を使っていただけるように、いつも対応させていただいているところです。美人の湯として親しまれてきた心の通いあうホテルのよさを守り続けて