電気と保安 2015年 夏季号 Vol.262 東北電気保安協会
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講習の様子質疑応答18会津若松地方広域市町村圏整備組合さまは会津地方1市7町2村から構成されており、主に広域消防の業務をされております。近年ソーラーパネルを設置する住宅の増加に伴い、消火活動時における感電事故等が懸念されていることから、消防隊員の安全確保を図るため、電気知識に係る講習依頼がありました。そこで若松事業所では、電気安全講習会を実施し、95名の消防隊員の方に参加していただきました。●講習の内容1 太陽光発電について①街中で見かける設置例②太陽電池の基礎知識③太陽光発電の構成(仕組み)~大口(高圧設備)太陽光発電の構成例若松事業所④太陽光発電の停止⑤災害時(火災発生時)の対処~消火活動での感電⑥高所作業での墜落⑦消防活動を行う上での留意点2 低圧の電気の危険性(DVDの放映)漏電、短絡、配電設備、絶縁用保護具について3 質疑応答火災時の太陽光発電パネルの昇降や、放水時の感電について活発な質問がありました。また、お客さまから有意義な講習会であったと感謝のお言葉をいただきました。会津若松地方広域市町村圏整備組合さまに電気安全講習会を実施

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