電気と保安 2015年 春季号 Vol.261 東北電気保安協会
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18東北電気保安協会米沢事業所では「上杉雪灯篭まつり」の主役となる“雪灯篭”の製作に参加しました。「上杉雪灯篭まつり」は、今回で38回を数え(期間/平成27年2月14日(土)~15日(日))松が岬公園一帯を主会場として行われました。市民手作りで、雪灯篭約240基、雪ぼんぼり*1約3000個余りが作られまつりを盛り上げます。今年は2月10日、12日の両日に協会職員2名を含めた東北電力企業グループ総勢12名での作業となりました。初日は雪を集めて固める通称“トーフ”の製作に半日、2日目の削り出しにも半日程度の時間を要しました。特に“トーフ”作りは体力を要す作業で、寒い中でも汗をかくほどです。米沢事業所今年は例年にない豪雪で、十分な量の雪を確保することができたうえ、例年どおり(?)良い出来となり地域の方々に喜んでいただくことができました。雪灯篭や雪ぼんぼりが完成すると観光客を迎える準備が整います。雪灯籠のローソクのやわらかな灯りが揺らぐ情景には“温もりと美しさ”があり、会場一体が幻想的なメルヘンの世界に包まれ、雪国米沢ならではの雪景色を楽しむことができます。開催期間中は県内外から約15万9千人の多くの観光客が集まり、にぎやかに幕を閉じました。私ども東北電気保安協会は、これからも地域に密着した活動を展開してまいります。下絵に沿って削り出します*1 雪をくり抜いたところにろうそくを灯したもの。雪を集めて固めます。通称“トーフ”作り完成間近です上杉雪灯篭まつりに参加

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