電気と保安 2015年 春季号 Vol.261 東北電気保安協会
17/24

1 お客さま従業員がキュービクル本体下部の腐食箇所の改修工事のため、充電中のキュービクル内に入った。2 高圧進相コンデンサ用の限流ヒューズ電源側端子に頭部右耳後が触れて感電してしまった。1 メーカーなどによる電気機器の定期的なメンテナンスをお勧めし2 電話交換機のバックアップ用電池が寿命となっていないか購入先やメーカーに確認し、寿命となっている場合には、速やかに交換をお願いします。3 年次点検や電気工事などで停電となる場合には、「電気機器の停止15受電設備には6,600Vの高電圧の場所があり、近づいただけで感電する場合があります。過去にも電気の知識のない方が、受電設備の扉を開け感電する事故が繰り返し起きています。感電事故を防ぐために、受電設備の扉の鍵の管理は確実にしましょう。また、扉を開ける必要がある時は、弊協会等の電気主任技術者に必ず連絡をしましょう。メンテナンス不足・経年劣化などを原因とする部品やバッテリーの故障により、電話、FAX、コンピュータ-、エアコンなどの電気機器が使用できなくなり、お客さまの業務に支障をきたす事例が発生しています。特に現在のような高度情報通信社会においては、通信機器が一時的に使用できない場合、お客さまからの製品の受発注や本支店等への連絡ができなくなるなど、極めて重大な障害が予想されますので、電気機器の定期的なメンテナンスをお願いいたします。  (弊協会に事前連絡がありませんでした。)ます。とコンセント等での切離し」をお願いします。電話交換機(イメージ)過去の事故事例お願い受電設備の鍵の管理を確実にしましょう!電気機器のメンテナンスのお願い

元のページ  ../index.html#17

このブックを見る