電気と保安 2014年 秋季号 Vol.259 東北電気保安協会
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1凍結防止用の保温ヒーターを確認しましょう2電線が、垂れ下がっていたり、樹木に近接していたりしていませんか?15消火栓ポンプ等の常時起動させないポンプやその配管は凍結するおそれがあります。保温ヒーターのスイッチが入っているか、ヒーターが機能しているか確認しましょう。電線は、垂れ下がっていたり、樹木に近接していると、強風や積雪により断線して漏電や感電のおそれがあります。バインド線の外れ、碍子の脱落、樹木の接近等は、事故に至る前に早めに改修しましょう。電気室、キュービクルに劣化や破損等によるすき間があると、小動物の侵入による接触や粉雪の吹込みで、停電事故になります。そうなると復旧に長時間を要することもありますので、冬になる前に確認しましょう。設備は年々劣化しますので昨年大丈夫だったからと安心はできません。また、改修にあたり安全確保のため停電が必要となる場合がありますので、事前に弊協会にご相談下さい。3電気室、キュービクルに劣化や破損等によるすき間はありませんか?保温ヒーター冬場に備えた巡視点検のポイント

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