電気と保安 2014年 春季号 Vol.257 東北電気保安協会

23/24

絵ら楽し足えわゆ」ゆ湯し足ら楽わ「和銀山温泉「銀鉱洞」（写真提供）尾花沢市商工観光課21　銀山温泉の開湯は、寛永年間にこの地にあった延沢銀山の鉱夫が銀山川の中に湧いている温泉を発見したことによると言われます。ＮＨＫ連続テレビ小説「おしん」の舞台になったことで一躍脚光を浴び、全国的にその名が知られるようになりました。泉質は含食塩硫化水素泉で、神経痛・リウマチなどに効果があり、体の芯まで温めてくれる若干熱めの湯は、冷え症に悩む女性には特にお薦めです。　温泉街の街並みは、まさに大正時代にタイムスリップしたようなノスタルジックな風景。川沿いに立ち並ぶ多くの旅館は、大正から昭和初期に建築され、三層四層の木造バルコニー建築で大正ロマンを漂わせています。各旅館の戸袋が数多くあり、屋号やなどに漆喰で描いた鏝色鮮やかな絵は木造建築に調和し見事なものです。」湯　温泉街の中心には源泉を使用した「和があり、風情あふれる景色の中でのんびりとすこてることも一興かと思います。温泉街から徒歩15分のところに国指定の遺跡「銀鉱洞」があり、当時のにぎわいを思い浮かべつつ一休みするのもお薦めです。　なお、四季折々の美しい景色が楽しめる銀山温泉ですが、特に雪景色をセピア色に染めるガス灯の明かりがぬくもりを感じさせる冬の温泉街は、一見の価値があります。　大正ロマンがお出迎えする銀山温泉にぜひお出かけください。東根事業所（山形県）◎銀山温泉■所在地／山形県尾花沢市大字銀山新畑■交通手段／山形新幹線大石田駅より「はながさバス」銀山温泉行きで約36分　　　　　　山形中央道東根ICから車で約1時間■問合せ先／尾花沢市商工観光課　TEL 0237-22-1111銀山温泉