電気と保安 2014年 冬季号 Vol.256 東北電気保安協会
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7❶ 表面に傷や破れがあり、内部のヒーターが見えている。❷ ヒーター部分に変色がある。❸ 電気毛布を光に透かしてみると、ヒーター線が重なったり折りぐせがある。❹ 電源コードやコントローラーが熱くなっている。❺ カーペットの一部分だけ温まらない場所がある。❶ 電気こたつの中に衣類を入れ乾燥させていたため、ヒーターユニットカバーに衣類が長時間接触して発火した。❷ こたつの中に押し込まれた掛けぶとんがヒーターユ❸ 家具などで電源コードを踏みつけていたため、電源コードが短絡・スパークし、発火した。❹ メーカーの違うコントローラーを接続したら、コントローラーが過熱し、焼損した。ニットカバーに長時間接触し、ふとんが焦げた。電気機器を使用する際は、取扱説明書をよくお読みになり、正しく安全にお使いください。今回は冬季に使用される電気機器の注意事項について紹介します。電気カーペットや電気毛布には、中に線状のヒーターが張り巡らされており、そのヒーターに電流が流れて暖かくなります。中のヒーターの電線は直径も細く、重量物等による断線や損傷による発煙や発火のおそれがあります。次のような症状が現れましたら、使用を中止し、販売店などにご相談ください。電気こたつは冬季に欠かせない暖房器具ですが、使用方法を誤ると火災等のおそれがあります。誤った使用方法から発生した事故について紹介します。電気カーペット、電気毛布について電気こたつについて冬季の電気安全について

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